12サインある中で、皆さんはどのサインが一番わかりにくいと感じますか?一見わかりにくいとか、変人だとか、そういう風に言われやすいサインとして水瓶座や魚座の名前が挙がることがあります。もちろん人それぞれ表現にもよるところがありますが、これらのサインがよくわからないと言われがちな要因として、特に12サインの中で11番目と12番目、終盤を担当するサインであるが故だと考えることもできます。これらはやはり1番目の牡羊座や2番目の牡牛座のように、比較的シンプルな世界観のサインではないということですね。(牡羊座と牡牛座が簡単なテーマを持つサインであるという話ではないです)
そんな水瓶座と魚座の人物のやり取りを客観的に見ていたある時、改めて各々が持つ特徴がはっきり出ているよねと感じることがありました。今回はそのことについて触れた過去の投稿を扱いながら、これらのサインについてより具体的に紐解いていこうと思います。
水瓶座と魚座を対比するエピソード
まず今回は早速、水瓶座と魚座をよく対比しているなと感じた出来事について語った過去の投稿を紹介させていただきます。ここで登場する2人の人物はお互いに親密な関係性。それぞれ太陽サインを感じさせられる個性的な人たちです。しばしば周囲から見ていて、よくわからない、とらえどころがないと言われることがあるこの二つのサインについて考えるのにもいい例だと思います。実際、この二人はちょっと不思議な人たちといいますか、僕個人から見ても、とらえどころがないなと感じることがありました。

水瓶座と魚座の人物を見て感じた「みんな」の違い
それでは、水瓶座と魚座の掛け合いから、何がどう違ってくるのかを見ていきましょう。一見他愛もない会話のワンシーンではありながらも、実はここにとても大きく両者の質の違いが表れていると思います↓
「水瓶座って他のサインと比べて分かりにくい」と知人が話していた。確かに捉えにくい部分がある反面、すごく特徴が出ているなと思ったエピソードがいくつかある。
水瓶座と魚座のわかりずらさを言語化してみる
さて、ここでこの両者は一体どのような違いがあるのかを考えていこうと思います。そもそも、何故水瓶座と魚座はわかりにくいと言われるのか。これも厳密には、見る側がどの太陽サインを持っているかによって「わかりにくいサイン」も変わるかもしれません。ただ、これまで自分の周りでも、これらのサインについては分かりずらいと耳にするシーンが比較的多かった気がします。この原因として考えられる要素について触れていきましょう。
集合的なカラーの強いサインである
冒頭でお話したように、終盤の2サインであるということとも繋がる部分ですが、まず、これらのサインは終盤を担うサイン達であるため、とても集合的なカラーを帯びたサインだといえます。
すると、どのような感じなのか。やはり直線的な牡羊座や快適でありたい牡牛座など、個人の衝動や本能のようなところが立ってくるサインに比べて、水瓶座や魚座にとらえどころのなさを感じる人がいるのもおかしくはありません。集合的な段階を司るサインといえば、ほかにも射手座と山羊座がありますが、これらのサインはそれぞれ射手座は火、山羊座は地のエレメントに属しています。これらのエレメントは個を形成する動きとも関わるため、同じ集合サインであるとはいえ、水瓶座や魚座とはまた違ってくるのだろうなと自分は思います。
それだけでなく、射手座のルーラーは木星、山羊座は土星であり、それぞれ社会天体に属しますが、水瓶座と魚座は社会天体だけでなく、天王星や海王星、集合的な天体が入ってくるのもカラーの大きな違いだと言えるでしょう。トランスサタニアンはある意味、最も世俗的ではない世界観を持っていますので、ここは大きなポイントの一つになっているはずです。
水瓶座や魚座がわからない、という人だけでなく、これまで水瓶座や魚座の人自身からも、「人から何を考えているのか分からないと言われる」というような話をちょいちょい耳にしてきました。このように、構造上集合的なカラーの強いサインであるというところから説明できる部分があると思います。
何故”何を考えているかわからない”ように見えるのか~水瓶座の場合
わかりずらい人、とらえどころのない人、と言ったときに、一体何がそのわかりずらさの指針になるのでしょうか?その指針の大きな一つとして、やはりその人に共感できたり、共感までいかずとも、その人の感情が理解できたりした時に人は「その人を分かった」という感覚になるのだと思います。
僕の印象として、水瓶座と魚座というこの二つのサインのわかりずらさには、月が関わっているように感じます。月は平たく言えばその人の感情などを司る星であり、ある意味その人が今どのようなフィーリングを抱いているのかという意味で、その人の”わかりやすさ”とも間接的につながる部分の一つにもなっているように思うのです。つまり、相手の月を少しでも理解できた時、人はその相手に多少なりとも親密さを感じられるものなのではないかなとイメージします。しかし月の観点から考えると、この二つのサインはそれぞれ違った形でむずかしさを抱えやすいサインだといえます。
水瓶座の場合、上で説明したように集合的なカラーが強く、そしてエレメントは風に属するサインです。この風という質もまたここでは曲者になります。この質があるが故にともすると個人の感情にフォーカスが向きずらいといった場合があり、例えば今自分が何を感じているのか、どんな感情なのか、そういうところに強く固執するような感じではないため、周囲から見ていてもとらえどころがない、といったことが起きたりします。これは一つの水瓶座の質が持つ特徴だと思います。

魚座の場合はどうなのか
では、月という観点で見た場合、魚座だとどうなるのでしょうか。魚座は水のサイン、つまり感情を司るエレメントに属しているため、月と一見親和性も高そうに見えるサインです。実際魚座の人を見ていて、エモーショナルな人だなあと思うことは珍しくありません。そういう意味では分かりやすいのかもしれませんが、しかし、その感情の種類には非常に振れ幅があります。
魚座はとても複雑な質を持ったサインです。それは魚座というサインを形成するあらゆる構造…水で柔軟のサインであったり、海王星がルーラーだったり、そういったところとも関係してくるのですが、平たくまとめてしまうと、最も集合的であり、そして感情に関わる複雑さ、分かりずらさを抱えやすいという側面があります。するとどうなるかというと、魚座の人自身が自分の感じている感情と、それとは別に環境から感じ取ったものをうまく区別するとができないといったことが起きたり。
実際これまで、自分の身の回りでも魚座の持つその複雑さを感じたことがありました。その感情を周りにいる人がそう簡単に理解できるかというと、やはりそれが難しい時も珍しくはありません。
同じ水のサインであっても蟹座が象徴する感情にまつわる体験と、魚座の象徴する感情の体験では、その種類が全く違っているように思います。魚座についてしばしば、共感性が高く、人の気持ちがわかるサインだと表現されることがありますが、個人的にこのような単純な解釈には懐疑的です。(魚座が共感性を発揮できないという話ではないですが)このサインについては特に一言では語りきることができません。
このように、水瓶座と魚座はそれぞれ違った質を持ったサインではあるものの、同時に、全く違った形で月にまつわる難しさを抱えやすいサインだと感じます。そこがまた、とらえどころがない状態を醸し出しているように自分は感じます。ちなみに魚座についてはこちらの記事でも考察しています。

水瓶座と魚座の「みんな」の違い
さて、今回紹介した過去の投稿の中でも触れていますが、水瓶座の世界から見た「みんな」と魚座の世界から見た「みんな」の違いが表れていたと思います。これもこの両者の大きなカラーの違いだと思うのですが、この違いはエレメントとルーラーのカラーが大きく影響しているものだと思います。
まず、魚座の人がみんなという表現を使いました。ここで言うみんなは「自分の世界でのみんな」という感じではないかなと。魚座は水で海王星をルーラーとするサインですので、主観に寄ったニュアンスでのみんなということではないかと考えられます。具体的な数はそこまで重要でなく、自分の中の印象に比重が乗りやすいのかもしれません。
それに対して水瓶座の人が、じゃあ具体的に何人が言ってるの?という質問をしています。水瓶座は風のサインであり、そしてそのルーラーには土星が含まれます。そうなると、海王星の世界とはある意味対極にある、客観的事実や数値で測ることができるような世界のイメージです。ここでは主観的印象よりも具体的で客観的な事実が重視されます。特徴的にそれぞれの違いを際立たせたような、そんな会話だったなと思います。
水瓶座と魚座の違いを考察する~まとめ
今回は11番目と12番目、水瓶座と魚座の世界観を比較してみましたがいかがでしたでしょうか。彼らのやり取りを久しぶりに思い出しながら、改めてこれらのサインの違いについて言語化しつつ振り返ることができたと思います。捉えどころのなさというのにも、このように分類していると様々な要因がありますね。
自分は乙女座であるということもあってか、特に魚座に関しては要所要所で印象的な経験を通して学んできた気がします。本当に人間的には説明が難しいサインだと思いますが、例えばスティーブジョブズも魚座の人物でした。スティーブジョブズの人生を描いた映画があるのですが、これには魚座の様々な顔が描かれているように感じます。ぜひ皆さんも興味があれば見てみてください。
一方で水瓶座の人とは比較的縁がありまして、個人的には結構関わる機会も多めです。参考書を読んだりするのもいいですが、実際の人物像を通して見ているとやはり様々な発見がありますね。
今回の内容を通して、水瓶座と魚座の解像度が少し上がっているとうれしいです。
今回はあくまで傾向的な話にとどめさせていただきましたが、講座では霊的なサインのストーリーを用いながら、サインの持つ大事なテーマ等についてもシェアさせていただいております。
興味があればぜひカリキュラムをチェックしてみてください。また、個性占星学にてお伝えしている占星学については「占星術と占星学の違い」もご覧ください。


