皆さんおはこんばんにちは。やたらと蒸し暑くて湿度におぼれそうな今日この頃です。今月はアメリカが建国250周年を迎えたということで、ちょっと無茶ぶりなネタを用意しました。内容は、250周年の象徴的なトランプ大統領の演説のチャートを読むという、自由研究的なお題です。本当はアメリカの始原図からいろいろ考察してみるのも面白いかなと思ったのですが、アメリカのチャートってたくさんの説があり、どれもそれっぽいのでどうしようかなと。結局、その日の演説のチャートを使うことにしました。
天候によりずれ込んだ演説
今回の演説はアメリカ建国250周年を飾るにふさわしいものだったと思います。トランプ大統領が語った内容もそうですが、その演出も含めて象徴的でした。そして、今回特徴的だったのは演説が大雨で延期してしまったということ。思えば水星逆行中でもありますね。今回の水星逆行もほんとにいろんなことが起きているように思います。
単に現実的に見るのであればそれはただのトラブルでしかないわけですが、普段からホロスコープを読むようなことに関心を持つ人であれば、その遅延に何らかの必然性を感じてしまうものではないかと思います。そんな視点で自由研究的にチャートを見てみるといったことをしてみました。
スケジュールが変わることの意味
何らかのスケジュール変更が起きれば当然チャートが変わります。人間が生まれた時間で出すネイタルチャートで考えるとその意味の大きさがイメージしやすいかもしれません。もし自分のチャートが1時間ずれていたら?これは大きなことですよね。日常の中で起きる何らかの時間変更などもチャートの観点からするとやはりその時その時で何らかの意味を持つのではないかと思うのです。そういう観点から水星逆行を考えると、なんだかまた違った側面が見えてくる気がします。
トランスサタニアンと木星によるクレイドル
今回特徴的だったのは、7月7日に天王星、海王星、冥王星が4度にそろって手を結んでいたこと。この配置が起きる中でアメリカ250周年を迎えました。これはとても興味深い配置です。実は去年9月も同じくトランスサタニアンが1度台の度数で手を組んでいた時期がありました。このあたりで蝕が起き、日本だと石破首相が辞任を表明するといったことが起きています。前回と大きく異なる点を挙げるとしたら、今回はトランスサタニアンが本格移動をした後の配置であり、そしてなんとここに木星もやってきています。

獅子座木星もジョイン!
6月30日に蟹座から獅子座へ移動した木星が、トランスサタニアン達のアスペクトに加わって、いわゆるクレイドルとなっています。
この配置に関してはSNSでも盛り上がっているようでしたが、マンデン占星学の研究で著名な占星家、バルボー氏の名もセットで話題に上がっています。今後の世の中の動きを考えるうえでも大きな節目ではないかとの話も。様々な考察ができますが、改めてすごいタイミングで250周年を迎えましたよね。アメリカにとってはもちろんのこと、アメリカの影響力の大きさから、周辺国にとっても今回は大きな節目となるのではないかと思ったり。奇しくも現在アメリカはターニングポイントを迎えているように見えます。
二つのチャートのクレイドル
今回は勉強会の中でチャートを二枚用意しました。一枚は演説の予定されていた時刻、もう一枚はずれ込んだ結果のチャートです。トラサタと木星による複合アスペクトは当然どちらのチャートにも見られますが、時間が変わればどのハウスでこの複合アスペクトが起きてくるかも変わってきます。この日は天王星と火星が近くでコンジャンクションした日でもありましたが、ここ単体を見ただけでも同じことが言えるでしょう。その配置がどこで起きているかはチャートを読むうえでとても重要な要素です。ハウスが異なればそのイメージが変わってきます。
この天体たちの連携がどこで起きているかが一つ解釈する上で面白いポイントになるなと思ってみていました。
皆さんのチャートではどこで起きていますか?
このことは各々のネイタルチャートとダブルチャートで考えた時も同じことがいえると思います。つまり、人によっては今回のクレイドルが北半球かもしれませんし、人によっては西半球に寄って起きているかもしれません。まだそこまで事例を集められていないですが、少なくともこれがチャートのどこで起きているかによって、今体感していることが人それぞれで異なってくる部分はあると思います。個人的な体感としては、今このクレイドルが起きているハウス、特に木星と冥王星のオポジションを主軸として体験しているような印象が強いです。皆さんはどのように感じますか?今現在、特にこれといって感じるものがなかったとしても、今後何かのきっかけを得るかもしれません。
クレイドルそのものについて
きっとこういう話をすると、複合アスペクトの意味に興味が向いた方もいらっしゃるのではないかと思います。クレイドルはオポジションを調和のアスペクトで結ばれた二つの天体が支えるような形。これについては安定をもたらすといったニュアンスで語られることも多い気がしますが、個人的に大切だと思うのは概念的に解釈を鵜呑みにしないことです。アスペクト単体を切り取っても非常に奥が深いです。そして、その働きは一般的に定式化されているものを超えた情報量を持っていると自分は感じます。それが複合アスペクトとなると、当然要素が複雑化するのでやはり慎重に扱う必要があるというのが持論です。
今回のクレイドルに限らずほかのアスペクトを考える際も、結局はどの天体がどのサインから関わっているか、そして一つ一つがどのようなアスペクトで繋がっているか。ここを丁寧に読むことが必要になってくるでしょう。自分の感覚としては、複合アスペクトは体感をもって初めて腑に落ちることが多いです。なるほど!このように働いているのか、という感じ。そんなこんなで、皆さんもネイタルチャートから考察を深める際は、一つ一つの構成要素である天体配置を丁寧に読みながら進めていかれることをお勧めしたい。
今回のまとめ~特別な配置の中、どう過ごすか
アメリカ建国250周年の話は、一見すると日本に住む我々からしたらどうという話でもないかもしれませんが、少なくとも天体配置からも何かしら重要な意味を持つ節目だったのではないかと感じました。
そして、5-11ハウスが示すように我々は個人でありながら集団と切り離されることのない生き物です。この配置は確かに社会でも多くの出来事をもたらしているように思いますが、同時に我々一人ひとりにとっても特別な意味を持っているはずです。
トランスサタニアンは目に見える世界を超えた世界をつかさどる天体たち。これらが同じ度数で手を組み、そしてより視野を拡大し、成長と発展を促す木星がやってきていることにどんな意味を見出すのか、皆さんもどこか遠いところで起きている話というよりも、自分事としてぜひ考えてみてはいかがでしょうか。貴重なタイミングだと思うので、できるだけ静かに自分と向き合える時間も大事に過ごしていきたいです。(ついついバタバタしてしまいがちですがw)
今回はこの辺で。ぜひ興味があればこちらの記事もご覧ください。占星学と占星術の違い
