めちゃくちゃ暑いですね。もう勘弁してほしいなと思うくらいの気温に参ってます。タニコです。
今月は海王星と土星、水星が逆行し、天王星も双子座に移りました。7月5日の説など、ざわざわしていた話題もいったんは落ち着き、いよいよ参院選です。
2025年7月の占星学倶楽部では参院選前ということで、ちょっとひねりのあるテーマをお題に据えてみました。今回は、目立っている二つの政党をピックアップしてみました。
自民党と参政党のチャート
今回は自民党と参政党のチャートをピックアップし、両者についてチャートを分析しつつ、自由に調べてみるという感じのお題でいってみたのですが、個人的になかなかありでした。
そもそも、なぜこの両者をチョイスしたかというと、支持層だけ見ると対照的でありながら、実は繋がっているのではないかというような説も流れていたりとサンプルとして興味深い関係性にあるからです。(その噂が正しいか否かはさておき)
また、参政党に関してはこの手の路線の党の中では最もパワーを持ち始めているというところも大きいかなと。一方で自民党は失速している政党です。盛り上がってきている党と失速している党という意味でも対照的なこの両者を見比べてみるのは題材として面白そうという、単純な発想からだったのですが、実際に見比べてみるといろんな面白い点が浮かび上がりました。
自民党の結党時については調べたら簡単に出るのでチャートも出しやすいです。参政党に関しては仮説としての時間をピックアップしました。
自民党の歴史とチャート
自民党のチャートを読み解く中で、改めて自民党の歴史についても調べてみました。近年自民党といえば牡牛座天王星&魚座土星で始まった裏金問題の話題や、統一教会の件、また、その闇の深い成り立ちなど、さまざまな話題が浮き上がってきているところでもあります。
Xでそういった話が流れてきたりするのを見てはいたのですが、改めてその成り立ちや背景にある説、流れを整理しながら調べてみると、チャートからも見えてくるものがあるなと感じます。思うに、自民党のチャートにある海王星の配置は非常に意味深いシンボルだと感じざるを得ません。この党を語る上ではこれなしでは成立しないのではないだろうかというのが個人的に感じたことでもあります。
この党が蠍座を選んで結成されたのは、それこそ意味があったのではないかなと思います。反対側に牡牛座の天王星がやってきたタイミングで色々起きたのはまさにタイミング通りという気がします。

水星が鍛えられる参政党の話題
一方で最近なんだか目立ち始めている参政党についても、チャートにしっかりその成り立ちらしさが表れていました。党首である神谷氏のチャートも一緒に考えると非常に意味深です。ちなみに神谷氏は天秤座の人物ですが太陽と冥王星がコンジャンクションしていたりします。参政党については常に賛否ある話題だと思うのですが、この政党のチャートを考える上でも非常に水星力を鍛えられるなあと思いながら取り組みました。
事実は事実として見たうえで、どう自分は考えるかというのがやはりこれから大事になってくると思います。ざっくり言えばこれも水星がかかわるアクションです。
やはり自民党もそうですが、参政党のチャートにも、党の理念が描かれているように見えます。そして同時に、その態度を違った角度から読むこともでき、これらの明るい面とそうでない面は表裏一体で働いているのがわかります。そのように明るい部分とそうでない部分がその党の印象を形成しているのだと思いました。これは人のチャートを見ていても興味深い部分ですが、組織のチャートでもそのように機能することが改めて確認できたと思います。
占星学倶楽部第5回勉強会まとめ
狙ったわけではないのですが、たまたま参院選直前このタイミングで7月の回を行うことができてよかったなと思います。改めて日本の政治とその歴史について掘り下げることができました。なかなか普段はそういうことをじっくり調べてみようという気にはならないので…こういう時間は貴重だなと思います。我々日本人がどのような歴史の上に成り立った政治の世界と関わっているのか。とても蟹座シーズンにぴったりなお題でもある気がします。
今回題材として二つの党をピックアップしたように、ホロスコープには個人だけでなく組織などの性質もまた現れます。こうして二つ並べてみるとやはり組織という集合体の中にも個性というものがあるのだなということを実感することができますね。個人を読む時とは少しだけ頭の使い方が違う気はしますが、やはりどの角度から見るかという話なのかなと。ダイヤモンドのようにカットされた宝石をどの角度から見るかという話にも似ています。
個人なのか社会なのか、組織なのか、宇宙なのか、同じ個人レベルでも霊的な観点で読むのと単に性質的な部分を切り取るのとではかなり見え方が異なります。そういったホロスコープの多面性に触れられた回でもあったなと。
占星学は上のごとく下もしかり、内のごとく外もしかり、というフラクタルな考え方によって成り立つものです。これが持つ神秘は、やはり自分を魅了します。
話が少しそれましたが、今回も勉強になりました。参院選投票日は、しっかり国民の権利を使ってこようと思います。
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